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*こちらの画像は上に記載されているサイト様から引用させて頂いております。

 The Korea Heraldは今年の末、曲がった形をしたGalaxyスマートホンを発表(展開?)すると報じています。何やらこの情報はアナリストのソンドンホさん(an analyst at Seoul-based KDB Daewoo Securities.)からもたらされたもので、画面は14cm(約5.5インチ)で昨年のces in 2013で発表されたOLEDを使用する予定とのことです。湾曲したバッテリーを使用しないという記述があるため、もしかすると曲がっているのは淵部分だけなのかもしれません。
 まだ曲面スマートホンの市場は未知の部分が多く、市場の反応を見るための製品であって、2015年に予定している折り畳み可能な液晶の発表を見据えての大いなる一歩・・・というニュアンスの記事になっております。


 

スマートホンとOLED

 かつてOLEDとモバイル端末の相性は大変良いという世間から評価を得られていて、確かに普及当初は

  ・高コントラスト
  ・広い視野角
  ・液晶のの1000倍以上とも言われる高速応答性

 なおかつ低消費電力で液晶よりも優位であるとされていました。

 私としてもOLEDには未来を感じており、モバイル端末のリードデバイスとして普及するとともに、照明などにも応用されていけば面白いな~という期待を持っていました。
 しかし現在では液晶の低消費電力化、高速応答性の改善、IPS液晶による視野角の向上などで、高価なOLEDの価値が下がってしまったのです。とくに低消費電力性能はモバイル製品で最も重視される性能で、技術革新の例としてはシャープのIGZOなど、Sonyのwhite magicなどが挙げられます。この流れにそこはかとなく世界大戦時の0戦と似た境遇をOLEDに感じるのは私だけでしょうか。
 今、OLEDは形状を自由に変えられるというフレキシブルさを売りにする戦略をとって、市場価値を見出そうとしているようですね。下手をすればこれも一種のイノベーションのジレンマの事例となりえると思うのですが、個人的には折り畳みディスプレイが活躍する未来も見てみたいとも思います。
 モバイル端末市場は低迷し始めると言われていますが、まだまだその市場の動向には目が離せませんね。