3A635EE4-CA32-47D0-B213-E1CA3A3B0C04


■Apple製品はApple製品のみで組み合わせて真価を発揮する!

 皆さん、こんにちは。
 Apple製品の完成度の高さを改めて再認識している、Bobです。

 最近、iPad Air(WiFi)とiPhoneを仕事用途に使い始めました。
 その2つの内、仕事用途で主役として活躍しているのはiPad Airです。



 用途は議事録、業務ノート、講義ノート、その他メモです。 


 スケジュールもiPadで管理しようかと思ったのですが、
やはり紙のスケジュール帳の信頼性には勝てませんでした。
 紙のスケジュール帳は電池切れもしないし、故障もしません。 

 しばらく社内環境ではiPadのみで完結していたので、
OneNoteとの同期時にBluetoothテザリングするぐらいしか、
iPhoneとの連携はしておりませんでした。
 その程度の用途でしたらAndroidスマホでも事足ります。

 ところがつい先日、社外研修としてAWSの講習を受けた際に、
iPhoneとiPadの真価が発揮されたのです。


■ブラウジングとノート取りを集約させる!

 まず、すこぶる快適だったのはiPhoneのBluetoothテザリングをしながらの、
iPadで講義ノートを取りつつ、分からない単語はブラウジングです。
 なぜこれが良いのかというと、
     1.iPadのSafariを開くと自動的にBluetoothテザリングを有効にするか聞かれる
     2.Sprit Viewでブラウザで調べながらApple pencilでメモできる。
     3.Slide Overでブラウザを適宜開いては閉じながらノートを取れる。

つまり、SIMフリーではないiPadなのに最小限の操作でBluetoothテザリングをオンにして、
 ブラウジングしながらApple pencilでノートが取れるのです。
しかも重要なのが「快適に 」取れる所です。

 Bluetoothテザリングの不便な所は自動ペアリングできない所です。
Android端末だと、毎回必ず手動でペアリングする必要があるのですが、
iPadとiPhoneの組み合わせだどブラウザアプリを起動した段階で、
iPhoneとテザリングをするかのメッセージダイアログが表示されます。
 これはiPhoneとiPadをどちらも通信回線を開いて、高めのSIMフリーiPadを
購入・維持できる財力がある方は分からないかもしれませんが、
Wi-Fiのみ端末を使っている方は非常に煩わしい操作から解放されるでしょう。

 そしてiPadのSplit ViewとSlide Overを利用してマルチタスクが出来ることも見逃せません。
00C0B156-2B90-4A6E-9ED8-DA62C4E0D2E0
7F09C2A8-E178-48F2-BAB4-920402BFF88C


■iPadのSmart Keyboardが便利すぎた!

 そして何より大事なのは基本性能が高い「Apple製品」であることです。
 今回の講義で不測の事態だったのは、AWSのWeb上の実際のサービスを触ってみて、
手を動かして学ぶコーナーがあった所で、その際にもApple社が用意したオプション品が有効でした。
 そのWebサービスは文字入力が多く、ソフトウェアキーボードでは追い付きません。
そう判断した私は、華麗にSmart Keyboard フォーメーションに切り替えて対応します。
 そう俺、カッケーでした。・・・すいません。調子乗りました。 


■痒い所に手が届くOS統合機能!

 なんと言ってもシンプルさを追求したiOSです。
シンプルと言っても機能を削りまくったシンプルではありません。
 必要な操作を極限まで簡便化したというシンプルさです。
 それは特にOS標準機能の細やかさから伝わってきます。 
 
 今回の講義の締め括りにはWebでのアンケート提出が必須でした。 
 Webにアクセスするにはプロジェクターに移されたQRを読むか、
リンクを手入力するかの二択でしたが、iPhoneはOS標準で機能が付いてます。
 画面右上のコントロールセンターからボタン1つで読み込みモードのカメラ起動 。
そのままリンクを辿って受講者中最速で書き終えて、一番乗り(?)で部屋を後にする俺カッケー。
 ・・・もういいですか?すいません。 


 

■まとめ

 Apple製品には信者と呼ばれる人達が付いていますが、彼らの気持ちが少し分かった気がします。
 市場の競争原理だとか、ダーウィン的進化論だとか、そんな他力本願なチャチな思想では
断じてなくて、もっと底力を感じる何かの片鱗を垣間見た気がします。
 Apple製品はいつもそうですが、ユーザーに便利に使って貰おう、世界はどういうあり方が
よいのだろうか、と言った思想がはっきりと見える製品が多いですね。
 それがソフトウェアにも垣間見れるのは凄いことだと思います。

 対照的に日本製品には昔からそういう視点が欠如していたようにも思います。
だから高性能さが頭打ちになると手も足も出なくなる、高性能さで勝てなくなると
あれよあれよという間に市場から撤退する。

 製品にしても、売り方にしてもそれが全て出てきてしまっているようで仕方ありません。
やはり日本人としては日本のメーカーを応援したい気持ちがあるのですが、
今の製品を比較してしまうとどうしても海外製品に食指が動いてしまうのは、
仕方がないことなのでしょうか。

 以上、私の体験談でした。
 今回の記事が誰かの参考になれば幸いです。