■ますます愛着が湧いた!
皆さん、こんにちは。いつもVAIO PHONE Aと共にあるBobです。限られた資源と予算で最高の製品を創り出す。まさに生物の根源に近づくテーマだと思うのです。進化と退化は表裏一体、必要ないものは淘汰され必要なものはより磨かれていく。そのようなものだと思うのです。無駄なものを省くとなぜか美しさを感じざるを得ないんです。
こんな事を書くなんて気持ち悪い奴だなと思った、そこのあなた。ご安心ください。その感覚は間違っておりません。どうぞ私を罵ってくださいまし!さあ・・・早く!
おっと、私は何を口走っているのでしょうか。興奮のあまり我を忘れておりました。
■意外と基本性能が高い
前回の記事でも書いたのですが、この価格帯では基本性能が高いです。ネットサーフィンをしていてもサクサクですし、タッチに対する反応もヌルヌルです。
発熱を抑える設定をすれば特筆してバッテリー持ちが悪いとは感じないので問題ないと思います。
意外と驚いたのが内蔵スピーカーの音質です。他の端末と比べても普通にクリアで明瞭に聞こえます。
スピーカーを背面に配置するという潔い設計と剛性の高い金属筐体のおかげか素直に音が響いてきます。またスピーカーの位置が絶妙で右手の片手持ちの場合、ちょうど手の平がスピーカーを覆う形になり、音が顔の方に反射します。音量を最大にしても音割れはないですし、十分大音量を発するのでYoutubeを見る際も重宝しています。
またワンセグには対応していませんが、アナログラジオに対応しているのでイヤホンを指せば非常時に簡易ラジオとして使うことができます。唯一の純正アプリです。
■画面が大きくて見やすい
購入する前は5.5インチは大きいと感じていました。実際使ってみると大きくて見やすくて、また液晶の発色も良く、nexus5には戻れなくなりました。電話専用端末としてなら4インチぐらいが丁度良いですが。■薄くて剛性が高い
アルミ削り出しの本体は剛性が非常に高いです。胸ポケットに入れていたら防弾チョッキの代わりになるんじゃないかと思うほど安心感があります。でかいのでポケットの大きさは結構選ぶのですが薄いので、入れば存在感は薄いです。
ぜひ後継機はデザインそのままにレーザーエッチングで型番を変えるぐらいで徹底的にコストを抑えた端末に仕上げ欲しいです。
■まとめ
非常にシンプルで高性能な端末です。リネージュIIも今のところはフレーム落ち程度ぐらいで、プレイには支障がありません。LEDが赤か緑かの漢仕様は若干使いづらさを感じるものの、電話機を兼ねた情報検索端末としては非常に完成度の高い端末に仕上がっています。
もしこれが社用端末だったら喜んで持ちあるきたいと感じます。
べた褒めしていますがやはり最高設定で3Dゲームは辛いものがあるので、そのような用途を考えている場合は、ハイエンド端末を選んだ方が幸せになれると思います。以上VAIO PHONE Aのレビューでした。
今回の記事が誰かの参考になれば幸いです。