DSC03330-HDR

圧倒的な描写力

 SEL24F18Zはカールツァイス社の太鼓判を押されたレンズです。カールツァイス社は百年以上前から光学系を研究し昇華し続けてきた企業で、その成果は現代のあらゆるレンズの基本となっています。最高の称号を授かったSEL24F18Zは例に漏れなく最高クラスのレンズとなっています。どこらへんが最高なのかというと、解像度と発色の二点です。昨今のデジタル技術の発展のおかげで発色は調節できるようになりましたが、解像度は未だにレンズ性能が物をいいます。このレンズは単焦点レンズなのでズームはできません。しかし画角に見合った使い方をすればきっとその描写力に驚かされるでしょう。 
 少しマニア向けのお話しになりますが、レンズ構成が独特な所も見逃せないポイントですね。このレンズの光学系はゾナータイプと呼ばれています。この光学系はレンズの大きさに対してバックフォーカスが比較的に短くなります。ひと昔前はレフ板の跳ね上がり機構が必要だったため、バックフォーカス(末端レンズとセンサー部分の距離)は長くなりました。ですので、ほとんど望遠レンズに使用される光学系だったのです。その点、ミラーレスはバックフォーカスを短かくできるので、ゾナータイプを採用できたみたいですね。これ以上技術的に突っ込んだ話をするのもあれなので割愛しますが、このタイプにするメリットは高コントラストかつ周辺減光の少ないレンズになることです。そのおかげで広角系の比較的小さいレンズで最高の描写力を実現したのです。

 

美しいボケ味

 SEL24F18Zのボケは独特で美しいです。リングボケは皆無ですし口径食も少ないです。
DSC01012
 当ブログで使用する画像は基本的にSEL24F18Zを使用しています。その理由は背景のボケ味が非常に魅力的に感じるからです。物撮にとって背景ボケは主役を引き立てるために最も重要な要素です。広角系の強めのパースを意識しつつ、美しいボケで主役を引き立てるレンズとして重宝しています。
DSC00747

 上図はF値2.8でとった写真ですがSEL24F18zの最高F値であるF値1.8から一段絞ってもこのボケ感です。
DSC09914
DSC09832

 

物凄く寄れる

最短撮影距離は0.16mです。つまりこのぐらい寄れます。 DSC01034-HDR

まとめ

 いかがでしょうか。SEL24F18Zの魅力ができるだけ伝わるように写真を厳選したつもりです。別記事で使用している写真などもぜひ参考にしてみてください。価格が価格ですので二の足を踏む方がいらっしゃるかと思いますが、ここはぜひ踏ん張って頂きたい所です。世界が変わります。24mmという焦点距離は非常に使いやすい画角で、望遠が必要なシーン以外なら普通に対応できます。一本持っておいて損はないでしょう。フルサイズの価格が下落し始めているので、APS-C専用レンズの存在感は小さくなってきている感じはしますが、SEL24F18Zは独特な世界を持っています。今後フルサイズに移行を検討していても、住み分け可能と思っています。ぜひ最高のこのレンズを手にしてみてください。病みつきになると思います。
 この記事が購入を迷っている方の参考になれば幸いです。