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■I want to believe ~凄腕FBI捜査官・名コンビ再び~

  Bob、あなた疲れているのよ。遂に購入してしまいましたよ。
X-ファイルのBDリマスター版コンプリートBOXです。 
 新シリーズが2016年夏に日本で放映予定で、それに合わせてBD復刻版がリリースされました。
米国ではもう既に放映されていて内容に関しては絶賛の嵐だそうです。
もう20年以上前になるのですね。私が見ていた頃は多感な小学生時代だったので思い入れがあります。
 主人公はモルダー(俳優:デイヴィッド・ドゥカブニー)とスカリー(女優:ジリアン・アンダーソン)。
米国の主人公としては珍しくモルダーは内向的で少年っぽくて、けれど静かに燃えるタイプです。
かたやスカリーは医学のスペシャリストで、物静かなタイプな大人な女性です。かつて超常現象否定派でした。 
 このFBI捜査官二人が超常現象捜査課X-FILEで様々な怪奇に挑むという内容です。
 まさにこの二人ははまり役だと思います。

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X-ファイル コレクターズブルーレイBOX(57枚組)(初回生産限定) [Blu-ray]
デイビッド・ドゥカブニー
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2016-03-11

■怪奇、化物、ときどき宇宙人

  モルダーの真の目的は宇宙人に誘拐された(と信じている)妹の捜索です。
そのために彼はFBI仲間からは忌み嫌われているX-FILE課に望んで入りました。
 彼は優秀な捜査官で主にプロファイリング関係に突出した才能があります。
人の気持ちを察する能力が高いんですね。ある意味、特殊能力という位置づけです。
 スカリーは元々シンジケート(隠蔽工作組織?)の監視役でした。
物理学と医学のスペシャリストでしたが、様々な超常現象を目の当たりにし、それらを信じるようになります。
 米国の作品は凸凹コンビが多いという印象ですが、こちらはどちらかというと似た者同士なところがあります。
まあそんなこんなで淡々と物的証拠を集めながら、心理描写を読み解きながら、
様々な怪奇現象や、化物や、ときどき宇宙人に接近遭遇しながら話しが進んでいきます。

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■ファンも失神寸前。充実の音源。

  テレビドラマ版54枚+映画版2枚+特典ディスクで構成される超大作(?)です。
このボリュームの多さからも、その人気の高さが伺えるでしょう。
 各ディスクには英語音声に加えて、二つの日本語音声が入っています。
それは再収録したものとテレビ放映時の音声の二種類ですが、
テレビ放映時の音声を聞けば失神すること請け合いです。実に懐かしい。
 ただdts-HDである必要あるのかって程、リマスターといえど音質はよろしくない印象です。
特にテレビ放映版はモノラル放送になるので(多重音声だったからかな?) 、
neo:6使えないし・・・。
ちなみにですが最近ホームシアターのs767を購入しました。またレビュー致しますね。

■まとめ

  いかがでしょうか。2016年夏の新シリーズに向けてこちらのコンプリートBOXで予習してみませんか。
私は全盛期を知っているので表紙を見るだけで楽しめますが、
X-FILE初心者でも非常にすんなり入れる構成になっていると思います。
20世紀最高のSFドラマをぜひ堪能して見てください。
 この記事が購入の際の参考になれば幸いです。