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■入出力ともに爆速の充電性能

 ここ2,3日で立て続けに記事を投稿しております。どうもBobです。
新しいスマホを買うとどうしてもガジェッターとしての血が騒いでしまうのです。
 今回は充電環境を整えよう!シリーズ(?)第二弾。
Anker PowerCore+ 10050 入出力QC3.0 のレビューです。


 最近のモバイルバッテリーは安くて大容量のものが揃っていますね。
その中でもかなり珍しい機能を持つ機種なのです。
 具体的に言いますとモバイル自体の充電も、スマホへの充電もQC3.0(急速充電の規格)に対応している機種です。スマホへの充電でQCに対応している機種は他社も含めると意外と多くあります。しかし入力が急速充電に対応している機種は数えるほどしかまだ市場に出回っていません。
 10050mAhもの大容量のモバイルバッテリーを充電するとなると5V 2.0Aレベルで、大体7~8時間程かかってしまいます。一晩おいていても充電しきれない可能性が出てくるのです。
 やはりバッテリー製品はできるだけ目の届く所で充電して置きたい所。知らぬ間に火災でも起きようものなら家が焼け焦げてしまいます。
 その点、こちらの機種はQC3.0で充電すると約半分の3.5時間程で充電完了するのです。
ちなみにモバブ選びのコツとしては、

 ・なるべく有名どころのメーカーを選ぶ。
 ・Amazonレビューの内容をしっかり見る。
 ・自分の使用用途にぴったりな容量を選ぶ。

以上3点が上げられます。
 今回の私のコンセプトは持ち歩き用途で、複数機種を充電できる容量を持つことでした。
まさに私の用途にマッチした製品でした。
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■高い質感と基本に忠実な性能

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 外装はアルミ製で剛性が高いので安心感があります。そして片手で握りしめられる程コンパクトに仕上げられています。ポケットに突っ込んで楽々に持ち運ぶことができます。
 また安全回路もしっかり組み込まれており、サージプロテクターやショート防止機能、温度管理など万全の体制です。そして残量も10個のLEDで段階的にわかるので便利です。私は満充電したくない派なので残量確認機能がついているととても助かります。
 2,550mAhのGALAXY S6を2.5回ほど充電できるらしいので、2800mAhのVAIO PHONE Aだと大体2回ぐらい充電できそうですね。
 もちろんQC3.0だけでなくAnker独自技術PowerIQとVoltageBoostを搭載しているので、対応していなくても高速で充電してくれます。


■まとめ

 いかがでしたでしょうか。モバイルバッテリーのようなインフラ系のガジェットは中々他社製品と差別化するのが難しくなるんですよね。結局はコストと容量と充電性能になるので。 
 こちらの製品はその中でも上手く差別化された良い製品だと思います。
気になる点としては236gという重量は意外と重たいという所と、スマホへの充電端子が一つしかない所ですかね。まあ、製品をコンパクトにした結果なのでしょうがない部分だと思います。
 私は複数の端末を同時に充電するつもりはなかったので、大変満足のいく買い物でした。
安くて安心というとこちらのAnker製や、cheero製、Aukey製といったあたりになると思います。
 日本製のバッテリーはどうも出力系統の仕様が弱くて若干高めなので、最近の高性能化したスマホのバッテリー事情に対応しきれていないんですよね。中身のバッテリーは高耐久で安全性が高そうなのですが、所詮は消耗品なので海外の安くて性能が高い製品をどうしても選んでしまいます。
 兎にも角にもコンパクトで利便性もよくプレミアム感満載なバッテリーに仕上がっていますので、皆さんもぜひこちらの製品を手にして素敵なガジェットライフを楽しんでください。
 こちらの記事が参考になれば幸いです。
ついでに私が迷った製品を以下に示します。

<Anker>




・こちらの機種はQCに対応してないオーソドックスなタイプです。その代わり激安です。
新色の白色は若干高めですね。コスパで選ぶなら黒だと思います。




・こちらは出力のみQC3.0に対応した製品です。なので本体の充電は時間がかかります。
しかし安いのでこちらもおすすめです。上の製品同様に白が若干高め。でもオシャレ。



・大手Youtuberさんがこぞって宣伝しているバッテリーです。コンセントに直挿しできるので、モバイルバッテリー兼ACアダプターとして使えて便利!とのことです。しかし私にとってはサイズが大きい割に少ない容量だし、お値段が高すぎると感じたので今回は見送りました。それに本体のバッテリーを充電をしながらとスマホを充電ふることができませんし、買い替える際にもACアダプター分をプラスして払うのかと考えると一気に冷めてしまいました。やはりACアダプターとバッテリーは別々で購入した方が合理的です。用途が合致すればこれほど都合の良い製品はないとおもいますが。