素直に、Gadgetレビューしてみた!

ここでは主にガジェットのレビューを扱っていきます。
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タグ:レンズ

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■憧れの超広角

 写真撮影に身を投じていますと、どんどんと欲が湧いてくるものです。もっと美しく!もっと印象深く!
必然的に機材への欲求が高まります。その一つの終着点が「超広角の世界」です。
 8-16mmというズームレンズで世界最高の広角域を持つ、シグマのAPS-C専用レンズ。 使いどころは難しいですが、はまれば破壊力抜群です。 この焦点距離において全てのものは強いパースで歪みまくります。ポートレート撮影ではまず使いませんね。物撮りにしても接写すればするほど歪む、この広角の世界です。使いどころは主に風景撮影になるでしょう。
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 上の画像は私の愛車のフィットです。広角端(8mm)と望遠端(16mm)ですが、8mmはもう・・・歪みまくりです。

■信じられないほど広く撮れる!

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(8mm)
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(16mm)
 最近のキットレンズの広角端は大体16mm(換算24mm)だと思いますが、それでも私は広く感じていました。でも上図を比較して貰うとわかる通り、8mm(換算12mm)はさらに上を行く広さです。ちょっとこれは衝撃ですね。

■レンズ性能にはまずまず満足

  これだけ広角だと逆光性能に不安を感じていました。でも見てください。それは杞憂だったようです。
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 ゴーストの発生はほとんどありませんし、何よりフレアの影響で大きく白むということはありません。
というのも実はこのレンズ。とんでもない出目金レンズでして・・・
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広角端で最も前玉がせり出した状態になります。

 解像度は良いと言い難いですが、許容範囲だと思います。8mmでの隅の流れはありますが、この広角域では良好に補正されていると言っても問題はないと思います。(後日また切り出し画像を張り付けたいと思います。)

■まとめ

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 いかかでしょうか。上図は愛機のα77に装着した状態です。レンズ自体は大きくもなく小さくもなくといった所。頻繁に使用するような焦点距離ではありませんが、鞄に忍ばせておくとここぞという場面で威力を発揮してくれると思います。私はNEX-5Rをサブ機として持っているので付けっぱなしでも問題ありませんが。
 レンズ性能も問題ありませんし、ぜひ試しにこの超広角の世界に足を踏み出して下さい。
この記事が購入を迷っている方々の参考になれば幸いです。


 


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圧倒的な描写力

 SEL24F18Zはカールツァイス社の太鼓判を押されたレンズです。カールツァイス社は百年以上前から光学系を研究し昇華し続けてきた企業で、その成果は現代のあらゆるレンズの基本となっています。最高の称号を授かったSEL24F18Zは例に漏れなく最高クラスのレンズとなっています。どこらへんが最高なのかというと、解像度と発色の二点です。昨今のデジタル技術の発展のおかげで発色は調節できるようになりましたが、解像度は未だにレンズ性能が物をいいます。このレンズは単焦点レンズなのでズームはできません。しかし画角に見合った使い方をすればきっとその描写力に驚かされるでしょう。 
 少しマニア向けのお話しになりますが、レンズ構成が独特な所も見逃せないポイントですね。このレンズの光学系はゾナータイプと呼ばれています。この光学系はレンズの大きさに対してバックフォーカスが比較的に短くなります。ひと昔前はレフ板の跳ね上がり機構が必要だったため、バックフォーカス(末端レンズとセンサー部分の距離)は長くなりました。ですので、ほとんど望遠レンズに使用される光学系だったのです。その点、ミラーレスはバックフォーカスを短かくできるので、ゾナータイプを採用できたみたいですね。これ以上技術的に突っ込んだ話をするのもあれなので割愛しますが、このタイプにするメリットは高コントラストかつ周辺減光の少ないレンズになることです。そのおかげで広角系の比較的小さいレンズで最高の描写力を実現したのです。

 

美しいボケ味

 SEL24F18Zのボケは独特で美しいです。リングボケは皆無ですし口径食も少ないです。
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 当ブログで使用する画像は基本的にSEL24F18Zを使用しています。その理由は背景のボケ味が非常に魅力的に感じるからです。物撮にとって背景ボケは主役を引き立てるために最も重要な要素です。広角系の強めのパースを意識しつつ、美しいボケで主役を引き立てるレンズとして重宝しています。
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 上図はF値2.8でとった写真ですがSEL24F18zの最高F値であるF値1.8から一段絞ってもこのボケ感です。
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物凄く寄れる

最短撮影距離は0.16mです。つまりこのぐらい寄れます。 DSC01034-HDR

まとめ

 いかがでしょうか。SEL24F18Zの魅力ができるだけ伝わるように写真を厳選したつもりです。別記事で使用している写真などもぜひ参考にしてみてください。価格が価格ですので二の足を踏む方がいらっしゃるかと思いますが、ここはぜひ踏ん張って頂きたい所です。世界が変わります。24mmという焦点距離は非常に使いやすい画角で、望遠が必要なシーン以外なら普通に対応できます。一本持っておいて損はないでしょう。フルサイズの価格が下落し始めているので、APS-C専用レンズの存在感は小さくなってきている感じはしますが、SEL24F18Zは独特な世界を持っています。今後フルサイズに移行を検討していても、住み分け可能と思っています。ぜひ最高のこのレンズを手にしてみてください。病みつきになると思います。
 この記事が購入を迷っている方の参考になれば幸いです。

 




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