素直に、Gadgetレビューしてみた!

ここでは主にガジェットのレビューを扱っていきます。
スマホ、PC関連の製品レビューも随時行っていく予定です。
記事投稿時に呟きますのでよろしければtwitterのフォローをお願い致します。
@sunao_viewer

タグ:Eマウント

DSC03891

■神レンズとして上げ奉られている

  SEL50F18はEマウントユーザーに尊敬と畏怖の念から神レンズと呼ばれています。具体的にどこらへんが神レンズなのかというと・・・
 ・素直なボケ味
 ・明るい
 ・安い

 つまり安くて高画質なレンズとして好評を博しています。
 DSC01178
 素直で柔らかなボケ、なおかつカリカリの解像力を持つレンズはそれほど多くありません。前ボケ、後ボケのどちらも最高レベル。柔らかく滲み、若干残っている収差は良い味付けになっていると思います。さらに光学手振れ補正で非常に手振れに強いレンズになっています。(望遠域は光学式手振れ補正の効果が高くなる)
DSC01157
 

■軽くてコンパクト

DSC03893

  わずか200gでNEX-5Rに着けてもこのサイズ感。しびれます。

■新しい光学系

  このレンズは特殊なレンズを一切使っていません。さらにレンズ内で像を拡大するプロセスをなくして、製造の容易さと収差の抑制を行っているようです。これも恐らくミラーレスのバックフォーカスの短さの恩恵でしょう。

■まとめ

DSC01341
DSC01231
DSC01181

 私はこのレンズが大好きです。恋に近い感情でしょうか。銀色のすべすべした素肌を感じながらフォーカス調節していると・・・一体、私は何を言っているんだ。
 兎にも角にもSEL24F18Zとは違った空気感を感じられるレンズです。 SEL24F18Zは固さと柔らかさが絶妙なバランスで均衡を保っている感じですが、こちらはとても柔らかく優しいイメージの写真が撮れます。ポートレートにも最適だと思います。このレンズはEマウントの誇りです。ソニーのαでしか味わえない珠玉の一品。ぜひこの神レンズを手にしてみて下さい。
 この記事が購入を迷われている方々の参考になれば幸いです。




 
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

DSC03330-HDR

圧倒的な描写力

 SEL24F18Zはカールツァイス社の太鼓判を押されたレンズです。カールツァイス社は百年以上前から光学系を研究し昇華し続けてきた企業で、その成果は現代のあらゆるレンズの基本となっています。最高の称号を授かったSEL24F18Zは例に漏れなく最高クラスのレンズとなっています。どこらへんが最高なのかというと、解像度と発色の二点です。昨今のデジタル技術の発展のおかげで発色は調節できるようになりましたが、解像度は未だにレンズ性能が物をいいます。このレンズは単焦点レンズなのでズームはできません。しかし画角に見合った使い方をすればきっとその描写力に驚かされるでしょう。 
 少しマニア向けのお話しになりますが、レンズ構成が独特な所も見逃せないポイントですね。このレンズの光学系はゾナータイプと呼ばれています。この光学系はレンズの大きさに対してバックフォーカスが比較的に短くなります。ひと昔前はレフ板の跳ね上がり機構が必要だったため、バックフォーカス(末端レンズとセンサー部分の距離)は長くなりました。ですので、ほとんど望遠レンズに使用される光学系だったのです。その点、ミラーレスはバックフォーカスを短かくできるので、ゾナータイプを採用できたみたいですね。これ以上技術的に突っ込んだ話をするのもあれなので割愛しますが、このタイプにするメリットは高コントラストかつ周辺減光の少ないレンズになることです。そのおかげで広角系の比較的小さいレンズで最高の描写力を実現したのです。

 

美しいボケ味

 SEL24F18Zのボケは独特で美しいです。リングボケは皆無ですし口径食も少ないです。
DSC01012
 当ブログで使用する画像は基本的にSEL24F18Zを使用しています。その理由は背景のボケ味が非常に魅力的に感じるからです。物撮にとって背景ボケは主役を引き立てるために最も重要な要素です。広角系の強めのパースを意識しつつ、美しいボケで主役を引き立てるレンズとして重宝しています。
DSC00747

 上図はF値2.8でとった写真ですがSEL24F18zの最高F値であるF値1.8から一段絞ってもこのボケ感です。
DSC09914
DSC09832

 

物凄く寄れる

最短撮影距離は0.16mです。つまりこのぐらい寄れます。 DSC01034-HDR

まとめ

 いかがでしょうか。SEL24F18Zの魅力ができるだけ伝わるように写真を厳選したつもりです。別記事で使用している写真などもぜひ参考にしてみてください。価格が価格ですので二の足を踏む方がいらっしゃるかと思いますが、ここはぜひ踏ん張って頂きたい所です。世界が変わります。24mmという焦点距離は非常に使いやすい画角で、望遠が必要なシーン以外なら普通に対応できます。一本持っておいて損はないでしょう。フルサイズの価格が下落し始めているので、APS-C専用レンズの存在感は小さくなってきている感じはしますが、SEL24F18Zは独特な世界を持っています。今後フルサイズに移行を検討していても、住み分け可能と思っています。ぜひ最高のこのレンズを手にしてみてください。病みつきになると思います。
 この記事が購入を迷っている方の参考になれば幸いです。

 




    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

このページのトップヘ